夏の娯楽の代表といえば、花火大会をあげる方も多いでしょう。
「恋人とのデート」や、「家族との団らん」、「気のおけない友人との思い出作り」に花火大会は絶好のイベントです。
そんな花火大会を100%楽しむためのおすすめしたい方法が「屋形船」です。今回の記事では、屋形船とその利用方法についてご紹介します。
1.夏の楽しみといえば「花火大会」
海や山で、日中のアクティブなレジャーも良いですが、夏と言えばやっぱり花火!中でも花火大会は、見飽きた街の夜空を一晩限りの異世界に変えて、私たちをわくわくさせてくれます。
1-1.花火大会の魅力
7月から8月にかけて、全国各地でさまざまな花火大会が開催されています。
それだけ「夏といえば花火大会」という図式が出来上がっているほど、人気があります。
夏の思い出を扱ったアンケートでも、花火大会は常に上位にランクインするほどです。
出店が出たり、お祭りの最後に花火があがったりと、花火大会にまつわる記憶は心ときめくものと常にワンセット。夏を楽しむのに花火大会は欠かせないイベントでしょう。
1-2.座る場所を確保したり混雑は面倒
しかし地元のお祭りであがる花火ならともかく、全国的にも有名で大規模な花火大会ともなると、観覧どころか会場に行くだけでも一苦労です。さらに2時間余りの花火大会の間、人混みで立っているのも疲れます。座ってゆったりと花火が見られるならそれに越したことはありません。
ですが、株式会社ウェザーニューズの調べによると、花火大会の場所取りの時間は全国平均で「2.6時間」。花火大会が開催される2時間半前といえば、夕方とはいえまだ日が高い時間帯でしょう。それまでにもベストポジションを探して歩きまわらなければならないため、大変な苦労があります。花火大会が始まるころには汗だくで疲労困憊、というのは想像に難くありません。
2.東京の屋形船なら花火を十分に楽しめる
そんな苦労をしないための選択肢として、「屋形船」がおすすめです。
花火大会鑑賞に屋形船を使うメリットをご紹介します!
2-1.混雑を回避して鑑賞できる
水上観光船である屋形船は、道路や会場の混雑の影響を受けません。さらに屋形船の乗船場は品川など、花火大会会場から離れている場合が多いため、会場周辺の交通事情に左右されにくいところがポイントです。終了後の混雑に巻き込まれることなく帰宅することができます。
屋形船が満席だったとしても、屋形船に乗れる人数は限られています。周りの人とすし詰め状態でぎゅうぎゅうになることはありせん。あなた専用の席でゆったり座って鑑賞できます。デッキに出たり、船内でお酒を飲んだりと、花火の見方は自由自在です。
2-2.食事を楽しめる
屋形船の良いところは食事もついてくるところでしょう。東京には屋形船を持つ船宿が多く、互いにしのぎを削りあっているため、料理をはじめとしたサービスが洗練されています。
東京湾で取れた新鮮な魚介をその場で揚げてくれる「江戸前天ぷら」を筆頭に、優れた料理人が季節に合わせた料理でもてなしてくれます。
和食は苦手、という方には中華や多国籍料理、もんじゃ焼きや鍋など、さまざまな料理に対応した船もあるため安心です。
お酒が好きでついつい飲みすぎてしまうため飲み代が気になるという方にも安心の飲み放題のサービスを展開している屋形船もたくさんあります。
2-3.エアコン完備なので過ごしやすい
屋形船と聞くと古びたものを思い描く方もいると思いますが、実際は設備がしっかりしていてメンテナンスも行き届いているため実に快適です。中はエアコンが効いているため暑さや寒さに煩わされません。(窓のない吹き抜けタイプもあります)
夏の日差しに焼かれたアスファルトと、周りを取り囲む群衆の熱気で蒸し暑い中で見る花火もそれはそれで趣のあるものですが、やはり落ち着いた気分でゆったりと鑑賞したいものです。そういった要望に屋形船はピッタリといえます。
2-4.屋形船で楽しめる主な花火大会
では、実際に屋形船で楽しめる花火大会にはどのようなものがあるのでしょう。
歴史あるものと新しいもの、2つをご紹介します。
2-4-1.隅田川花火大会
東京の花火大会と言えば、「江戸川花火大会」と並ぶ東京二大花火大会のひとつ、隅田川花火大会を外すことはできないでしょう。
その歴史は古く、起源をたどれば江戸幕府8代将軍徳川吉宗が疫病の退散を祈念して行った両国の川開きがそのおこりと言われています。有名な「玉屋ー!」「鍵屋ー!」の掛け声も、この花火大会を担当した花火師の屋号から来ています。
隅田川上流の第一会場、そこからやや下った第二会場の2か所で同時に開催され、スカイツリーを背景に打ち上げられる花火は合計で2万発を超えます。
2-4-2.東京花火大祭~EDOMODE~
こちらは2018年に初開催という、最新の花火大会です。もちろん2019年にも開催を予定されています。
音楽に合わせたプログラムが展開され、歌舞伎とのコラボレーションや、子どもたちがデザインした「子ども花火」など、新しい試みが盛りだくさんです。
2018年は初開催にもかかわらず、東京都内の花火大会で第4位の人気を獲得しています。
会場は台場、お台場臨海公園です。
3.屋形船を予約する際の注意点を紹介
魅力あふれる屋形船ですが、予約に際していくつか注意すべきことがあります。
3-1.平井屋形船の予約方法
予約方法自体はそう難しいものではありません。
平井の公式ホームページでの予約受付があります。普段レストランやホテルを予約するような感覚で、屋形船の予約を取ることができます。
3-2.貸切船と乗合船がある
屋形船には「貸切舟」と「乗合船」があります。
宴会や飲み会など一般的なイメージに近い屋形船が「貸切舟」で、ある程度まとまった人数でなければ予約できません。その代わり貸し切りなので、周りに気を遣うことなく楽しむことができます。
「乗合船」はその逆で、ひとりからでも予約ができます。自分へのご褒美や恋人とのデート、家族とのくつろぎのひと時などに利用ができます。
ただし、料理の材料確保などの都合で基本的に飛び入りは受け付けていないので、必ず事前に予約しましょう。
出船時間に遅れてしまったら途中参加はできないので、予約の段階から余裕のある計画を立てておくことをお忘れなく。
貸切船のご予約はこちら
https://www.hiraimaru.com/kashikiri.html
乗合船のご予約はこちら
https://www.hiraimaru.com/noriai.html
電話番号:03-3471-9267
3-3.イベント時は早めの予約が肝心
そして花火大会や花見季節などイベント事が多い時期は、当然予約も集中します。希望日に確実に取れるよう、予定が決まったら一日でも早く予約を入れましょう。
通常10日から2週間前くらいからキャンセル料が発生し、当日に近づくほど高くなります。それまではキャンセル料がかからないので、特に花火大会のように日程が確実なものは先に予約を入れ、それから計画を調整するという方法もあります。その際の予約人数は、考えられる最大を計算しておきましょう。特に乗合の場合、人数を後から増やすのは難しいからです。
4.屋形船で花火大会を楽しむ方法とポイント
屋形船を心置きなく楽しむために、気を付けておきたいことや準備しておくべきことをご紹介します。
4-1.酔い止めの準備をしておく
屋形船はあくまで船です。場合によってはお酒を飲むことあります。、乗り物酔いしやすい人はなるべくお酒を控え、酔い止めを用意しておきましょう。
屋形船は厨房まである比較的大きな船なので小型のボートほどは揺れませんが、ある程度は覚悟と準備が必要です。
4-2.羽織るものを用意しておく
屋形船は空調完備のものが多いですが、個人の都合で簡単に設定を変えることはできません。また、夏といっても夜の水上、しかも水面が近いので、陸と比べると体感温度は低くなります。
乗船前に汗をかいて、想像以上に冷えることもあるでしょう。
汗拭き用のタオルと、一枚なにか薄手の羽織るものを持っていけば安心です。
屋形船から見る花火大会は最高の思い出になる
見慣れた花火も屋形船といういつもと違うシチュエーション、アングルから眺めれば、また違った感想を味わえるでしょう。
江戸の川に優雅に浮かぶ納涼船。今年の夏は屋形船で、素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
・東京の花火大会を混雑なしで楽しむなら屋形船がおすすめ
・屋形船なら料理やお酒を楽しみながら、空調の効いた席でゆったり花火鑑賞
・イベント時は予約が殺到するので早めのご予約を!
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