東京・品川発のおすすめ屋形船5選!気になる周遊コースを徹底紹介

屋形船

江戸時代から多くの人の楽しみとして受け継がれてきた屋形船。

デートや宴会など、特別な席を設けたいときにおすすめです。

ただ、「どの屋形船がいいのかわからない」「周遊コースが気になる」と思っている人も多いのではないでしょうか。

 

ここでは東京・品川発のおすすめ屋形船についてご紹介します。周遊コースについても紹介するので、東京・品川からの屋形船を利用したい人は参考にしてくださいね。

1. 屋形船の楽しみ方

 

屋形船はさまざまなシーンで楽しむことができます。

ここではどんなシーンで楽しめるのかについて紹介しましょう。

 

 1-1. 貸切船(女子会、誕生日

 

屋形船の中には、貸切ができる船もあります。

貸切にすれば他にお客さんは誰もいません。

自分たちのグループだけで屋形船での食事観光を楽しめます。

会社の宴会に利用するのも良いですし、誰にも邪魔されたくない女子会にも最適。

他にも特別な記念日や誕生日をお祝いしたいときにも、貸切プランはおすすめです。

 

 1-2.乗合船(家族、デート)

屋形船は貸切だけではなく、手軽に利用できる乗合もあります。

貸切船と違って気軽に利用できるのが魅力的です。

美味しい食事を味わいながら東京の街並みを眺めることができるため、子どもがいる家族や観光客におすすめ。屋形船によってはデート向けプランも用意されているので、いつもとちょっと違う変わったデートをしたいカップルにも最適です。

 

 1-3.お花見花火大会

 

屋形船は四季によって違う楽しみ方ができるのが魅力的です。

春はなどが咲く観光スポットを通るため、水上からお花見を満喫でき、夏は船の上から花火を楽しめます。陸とは異なり、船の上であればゆったりと四季の風物詩を眺められますよ。

 

ただ、花火大会などのイベントがある日は予約が埋まりやすいので、早めに予約をしておきましょう。

 

2.品川発の定番周遊コース

 

東京の品川からはいくつもの屋台船が出ていますが、品川から出るとどんなコースを巡るのでしょうか。

ここでは定番の周遊コースをいくつか紹介します。

気になるコースを巡る屋形船を予約しましょう。

 

 2-1.お台場コース

 

台場コースは、品川を出発してからお台場に行き、一時停泊してから再度品川まで戻るルートが定番です。

台場まで行くと、レインボーブリッジやフジテレビ本社などを見ることができます。夜はライトアップされているパレットタウンの観覧車も楽しめますよ。

船で進む距離は短いものの、停泊時間が長いことが大きな魅力。

360℃パノラマでゆったりと景色を楽しむことができるでしょう。

 

台場コースの場合は、時期によってはイベントが見られることも魅力のひとつ。荏原神社ではかっぱ祭りというイベントがお台場で開催され、屋形船からそのイベント風景が楽しめますよ。

 

 2-2.お台場スカイツリーコース

 

台場・スカイツリーコースは、品川を出発してからお台場→永代→レインボーブリッジ→品川に戻るルートが定番です。

台場の風景やレインボーブリッジも見どころですが、東京スカイツリーも大きな見どころ。永代から少し距離はあるものの、水上からゆっくりと眺められます。

 

 2-3.お花見コース

 

花見コースは、品川を出発してから隅田川に入り、レインボーブリッジ→桜橋まで行ってから来た道を戻るルートが定番です。

桜橋までの道中、美しい並木を見ることができます。

また、桜橋まで行けば東京スカイツリーも間近で見られますよ。

 

屋形船によりますが、一般的にこのコースは3~4月だけの限定です。すぐに予約が埋まってしまう可能性が高いので、船の上でゆっくりお花見を楽しみたい人は早めに予約をしておきましょう。

また、隅田川付近の隅田公園では桜祭りのイベントも開催されているため、春であればこちらのイベントを屋形船から見ることもできます。

 

3. 品川発のおすすめ屋形船5選

品川からはいろいろな周遊コースがあり、それに伴ってたくさんの屋形船が出航しています。ここでは、たくさんある屋形船の中からおすすめの5つを紹介します。

 

気になる屋形船が見つかったら、公式サイトから屋形船の乗船料問合せ先などの詳細情報を確認してみましょう。

屋形船までのアクセスは、東急目黒線・京浜急行線など駅から近い場所がほとんどなので、駅を降りたら徒歩で行けます。

また、他県に住んでいて屋形船に乗りたいと考えている人は、屋形船付きの宿泊プランがあるホテルを探すこともおすすめです。

 

 3-1.平井

 

屋形船や納涼船での観光クルーズだけでなく、釣り船も用意している「平井」。大型・中型合わせて3隻の船があり、それぞれで収容人数が異なるので少人数でも大人数でも利用できます。

乗合だけでなく貸切も用意され、カラオケやテレビなどの娯楽もついているから、会社の宴会や女子会にも最適です。

 

船は椅子タイプとお座敷タイプがありますので、好みの方を選べばゆったりと観光を楽しめます。また、船はすべて冷暖房・トイレ・展望デッキ完備。どの時期に利用しても快適に過ごせるでしょう。

多くの人のニーズを満たし、特別な一時を味わえる屋形船です。

 

 3-2.船清

 

JR京浜急行線品川駅から約13分ほどの距離にある「船清」。貸切船乗合船に加え高級感のあるクルーザーも用意しています。パーティ形式のクルーズが楽しめ、カラオケもついているので結婚式の二次会利用などにおすすめです。

最大120名を収容できる大型の屋形船も用意していますので、会社の宴会やクラス会などさまざまなシーンに活用できます。

昼・夜どちらも運航。プランには食事が含まれるので、ご飯を食べながら観光を楽しめます。

 

 3-3.大江戸

 

大井町付近、天王洲アイル下車徒歩10分ほどの位置にある「大江戸」。「会社全体で屋形船で飲み会をしたいけど、人数が多すぎる…」とお悩みの人におすすめです。

船内は冷暖房完備で男女別にトイレもありますので、快適なクルーズを楽しめます。また、全船に展望デッキがあるので、観光スポットが近づいてきたらデッキで景色を楽しむことができますよ。

昼・夜どちらも食事と飲み放題がついており、数種類の焼酎とワインを揃えているのでお酒好きの人も満足できるでしょう。

 

 3-4.むつみ丸

 

50人・60人が乗船できる2つの船を用意している「むつみ丸」。冷暖房・男女別トイレ・展望デッキなど快適なクルーズを楽しめ、会社の宴会などに欠かせないカラオケも用意しています。

また、むつみ丸の船着場の横には広々とした居酒屋、一龍屋台村があります。むつみ丸でのクルーズが終わった後に乗船場からすぐのおで二次会もできますので、宴会やクラス会などに最適です。

 

 3-5.中金

 

最大60~70人が乗れる2隻の船があり、貸切も乗合も用意している「中金」。どちらも船内で快適に過ごせますが、展望デッキから花見観光スポットも楽しめます。

食事プランが豊富なことも中金の魅力。予算に合わせて選べ、天ぷらやお刺身などの和食メインの豪華な屋形船の食事を食べることができます。

乗合船は毎日運航しており、夜の便は当日の17時までに予約すればOK。

気軽に屋形船を利用できます。

 

4.屋形船を利用するときに注意すべきこと

屋形船はいつもと違う非日常的空間を味わえます。予約も簡単なので手軽に利用できますが、利用の際に注意しておきたい3つのポイントがありますので解説していきます。

 

 4-1.キャンセルや人数変更

 

屋形船はキャンセル・人数変更が難しいことを覚えておきましょう。

予約をキャンセルすることは可能です。ただし貸切となると船一隻が無駄になってしまうため、高いキャンセル料が発生してしまう恐れがあります。

屋形船ではプロの料理人がこだわりの料理を提供してくれますが、予約した人数に合わせて食材などを調達するため、急な人数変更に対応できません。タイミングによっては対応できる場合もありますが、事前にしっかり確認することが肝心です。

日時と人数がしっかり決まってから予約しましょう。

 

 4-2.雨の日

 

予約日に雨が降ったらどうなるの?」と心配する人も多いかと思います。

屋形船は屋根付きの船となっているので、雨でも問題ありません。雨の中のクルーズは、晴れている日と違った幻想的な風景が見れることから、実は高評価なのです。

ただし、台風など嵐が接近した場合は、欠航することがあります。

 

 4-3.船酔い

 

乗物に酔いやすい人は、船酔いが心配でしょう。

しかし、屋形船は比較的揺れが少ないという特徴があります。

乗物に酔いやすい人でも「酔わずに済んだ」という声が多いため、船酔いの恐れは少ないと言えるでしょう。

 

極端に酔いやすい人は船酔い防止のため、酔い止め薬を飲んでおくことが効果的です。ただし、酔い止め薬を飲むとお酒が飲めないというデメリットがあることも覚えておきましょう。

 

目的に合ったコースを選ぼう

 

屋形船の周遊コースはさまざまあり、コースによって見られる風景が異なります。どの風景を楽しみたいか、また利用する季節によって周遊コースを選ぶと満足のいくクルーズを体験できるでしょう。

ここで紹介した定番の周遊コースを参考に、見たい風景を回ってくれる屋形船を予約してみてくださいね。

 

まとめ

・屋形船は乗合だけでなく、貸切ることもできる

・周遊コースによって見られる風景が違う

・屋形船の予約は日時と人数がしっかり決まってからがおすすめ

・お酒が飲めないので酔い止めの服用は注意が必要

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