お花見は【屋形船】!おすすめの東京隅田川コースと注意点を徹底解説

屋形船

平安時代の貴族の「舟遊び」を起源とし、江戸時代に現在の形が確立された屋形船。
古くから花見や人々の交流の場として親しまれ、今もなお美しい景色と楽しい宴会のために老若男女が利用しています。

今回は、屋形船の東京隅田川コースを紹介するとともに、屋形船を利用する際の注意点や料金などの詳細情報についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.お食事に景色!屋形船は魅力はたくさん

屋形船の魅力は、やはり美味しい料理と東京都内の美しい夜景を見れることです。
屋形船の魅力を改めて確認しましょう。

1-1.天ぷらにもんじゃ!美味しいお食事が味わえる

屋形船では、江戸前天ぷらや江戸前寿司などの伝統的な東京名物に舌鼓を打つことができます。
最近では、もんじゃ焼きなどの大勢でワイワイ楽しめ、価格も安く抑えられるような料理も人気です。
もちろん、利用する屋形船によってメニューは異なりますが、和洋折衷ざまざまな料理が楽しめるので、きっと満足できるはず。お酒の飲み放題や食べ放題、ランチコースなど、プランの選択肢も非常に豊富で、さまざまな状況に合わせた楽しみ方ができます。
食事だけを目当てに利用しても、後悔することはないでしょう。

1-2.四季折々の日本の風景を楽しめる

日本の四季折々の風景を楽しめる点も屋形船の大きな魅力です。
例えば、春なら河川沿いの桜並木でお花見ができますし、夏なら船のスカイデッキで涼みながら花火を見ることができます。秋は燃えるような夕焼け、冬は空気が澄んで星や夜景が絶景です。
美しく光り輝く都会の夜景に、ただただ浸るのもいいでしょう。

屋形船から見える景色は、シーズンや時間帯によって全く異なる表情を見せてくれるので、飽き足りることはありません。
一度その素晴らしさを体験すると、虜になってしまうことでしょう。

2.東京隅田川の花見コースは絶景

東京の屋形船の中でも、絶景だと評判が高いのが隅田川の花見コースです。

隅田川の両岸は桜の名所として古くから知られており、現在でもソメイヨシノの木がおよそ1,000本植えられています。
お花見シーズンになると、隅田公園の対岸に位置する墨堤では「墨堤さくらまつり」が開催。毎年、たくさんの人で賑わっています。

屋形船によりますが、花見コースは一度味わったら忘れられません。
東京湾に面する晴海やお台場、隅田川にかかる浅草橋、桜橋付近などに乗船場所があり、この区間を周遊して桜を楽しめます。
特に浅草から桜橋までが桜を楽しむことができるスポットなので、多くの屋形船はここで停泊します。

また、東京スカイツリーを間近に見ることができる点も大きな魅力です。
東京のシンボルを背景に眺める桜は格別。ついつい写真に収めたくなってしまう美しさです。

桜の開花時期は、例年3月末とされており、4月上・中旬まで楽しめるといわれています。当然、その時期に合わせて屋形船も混み合います。
屋形船でお花見がしたいという場合は、早めの情報取集・予約を心がけるようにしましょう。

3.【おすすめ】屋形船平井のお花見

屋形船の隅田川コースでお花見をするなら、品川の「屋形船平井」を利用するのがおすすめです。

平井の屋形船には貸切船(平日は10名〜、週末は15名〜)と乗合船(週末、2名から)があり、それぞれの状況に合わせて自由に選択することができます。
乗船料は大人1人10,800円〜。2.5時間の飲み放題と全9品の食事が付いてきます。

食事には、揚げたての天ぷらや新鮮なお刺身、季節のご飯、デザートの杏仁豆腐などが提供され、お腹も心も満足です。(多少メニューが異なる場合もあります。)
飲み放題メニューはビールやカクテル、日本酒や焼酎など豊富な酒類を用意。もちろん、ソフトドリンクに飲み放題です。

コースは、品川の桟橋から出船し、勝鬨橋・両国を経て、桜のスポットである桜橋までのぼり、再び品川の下船場所に戻ってくるというものになっています。

リーズナブルな価格で食事と絶景を楽しめるので、ぜひ利用してみてください。

4.屋形船のお悩み相談&注意点

屋形船に興味はあっても、今まで一度も利用したことがないという人も多いでしょう。
ここでは、屋形船を利用する際の疑問や注意点について詳しく解説します。

4-1.お花見は早めの予約が必要

東京の桜の見頃は3月下旬〜4月初・中旬ですが、この期間の直前に予約をしようとしても叶わないことがあります。
特に貸切船でお花見をしたい場合、早ければ1月頃から予約が入ってしまうのです。
運がよければ直前で予約が取れることもありますが、乗合船を利用する場合も、基本的には1、2ヶ月前から予約が入ってくると考えましょう。

したがって、隅田川のお花見コースなどの人気の高い屋形船を利用する場合は、なるべく早く予約しておく必要があります。
大人数での参加になると、全員のスケジュールを合わせなければならず大変ですが、計画は事前にしっかりと話し合っておきましょう。

4-2.貸切は可能

船貸切は参加する人数次第ですが、十分可能です。
屋形船のサービスを提供する屋形船会社ごとにその基準は異なりますが、10〜15名以上の参加者がいれば、大抵貸切船を予約できるでしょう。
100名程度まで一度に乗船できる船もあるので、会社や団体のお花見パーティに使うことも可能です。。

カップルや家族で利用したい場合は、貸切船の利用は難しく、他のお客さんと一緒に乗船する乗合船の利用になります。
乗合船では、他のグループとテーブルを離すなどの配慮があるため、気を使うことはありません。十分に楽しめます。

貸切船を利用するからといって、別の料金が発生することはほとんどありません。
乗合船のときと同様、一人当たりの料金を人数分支払えば貸し切ることができます。(屋形船によって多少詳細は異なります。)

4-3.値段は高い?安い?

屋形船の料金は、屋形船会社やサービスのランクによってピンキリです。
利用する屋形船を選ぶ際は、自分が見たい景色を見ることができるコースなのか、食事は充実しているのか、価格はそれに見合ったものなのかを基準にして選ぶといいでしょう。

品川「屋形船平井」は、大人一人10,800円という値段で豪華な食事と飲み放題、そして隅田川沿いに咲き誇る美しい桜を楽しむことができます。
他の屋形船に比べて非常にコストパフォーマンスの高い格安ツアーなので、ぜひ利用してみてください。

屋形船はお花見に打ってつけ

観光船として注目されている屋形船ですが、春の桜シーズンはお花見で利用することができます。
特に隅田川沿いの桜並木は美しく、そこが大都会・東京であることを忘れさせるほどの光景が広がるのです。

大人数で参加する場合は、貸切船の利用をおすすめします。
周りの目を気にすることなく、気心知れた仲の人たちと楽しい時間を過ごすことができるでしょう。お花見シーズンの利用は人気なので、早めの予約が必要です。

伝統的な屋形船に乗って東京の桜を満喫し、豪華な食事と美味しいお酒に舌鼓を打ちましょう。

まとめ
・屋形船では、豪華な食事やお酒と日本の美しい風景を楽しむことができる
・春の隅田川コースではお花見ができるのでおすすめ
・屋形船平井のプランはリーズナブルかつ豪華でコスパが最高
・お花見シーズンの利用は大人気なので、早めの予約が必要
・大人数で利用する際は、貸切船がおすすめ

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