ビアガーデンは夏の宴会にピッタリですが、屋形船もおすすめ。風を受けながら花火を見つつ、食事を楽しむなんていうのもオツなものです。
屋形船は昔ながらのお座敷から、今風の立食タイプの船まで、ニーズに合わせてさまざまな種類があります。
この記事では、夏におすすめの屋形船をご紹介いたします!
1.やっぱり屋形船は夏!
今は通年運航している屋形船も多いですが、やはり一番いいのは夏でしょう。
ヒートアイランド現象と無縁の川の上で、風を感じながら頂くお酒や料理は格別です!
そこで、夏ならではの屋形船の楽しみ方をご紹介します。
1-1.船から花火大会を堪能できる
夏の夜といえば花火という方も多いでしょう!
ですが、花火見物には人混みがつきものです。
屋形船なら渋滞も人混みも関係なく、美味しい料理やお酒と共に、特等席で花火を楽しむことができます。程よくにぎやかで、それでいて優雅な時間を過ごせることでしょう。
大人の贅沢を堪能してみませんか?
1-2.屋形船は水上なので涼しい
緑化が進んでいるとはいえ熱容量の大きいアスファルトとコンクリートだらけの街中は、日が沈んでもなかなか涼しくはなりません。
水上を走る屋形船は、常に水面からの気化熱で陸上よりも格段に涼しく過ごせます。
船が動いていることによって心地よい風を感じることもできるでしょう。
また、大型の船になれば船室はホテルなどと変わらないくらいの冷房を効かせているものもあります。
暑いうちは船内で、冷房に疲れたらデッキにあがって自然の風で体を休めるというのも屋形船ならではの贅沢なくつろぎ方ですね。
1-3.浴衣で格安?なかには割引キャンペーンもある
夏の雰囲気を思いっきり堪能するために、浴衣や甚平を着て屋形船に乗船するのも素敵です。
屋形船によりますが、呉服屋さんと提携して浴衣のレンタルや着付けをお得なセットにしたコースもあります。
浴衣で行けば割引になるキャンペーンをしている船もあるので、興味のある方はチェックしてみてください。
浴衣を着れば、恋人とのデートや気の合う仲間とにぎやかに過ごす夏の思い出をより華やかに演出できますよ。SNS映えも狙えておすすめです!
2.絶景ビューポイント
花火もいいですが、普段見慣れた観光スポットたちも、屋形船から見るとまた違った表情を見せてくれます。
ここでは、おすすめの絶景ビューポイントをご紹介します。
2-1.お台場・大観覧車
東京湾のクルージングなら、やはりお台場や大観覧車は外せません!
周辺にはレインボーブリッジやフジテレビ、東京ゲートブリッジなど、夜景のキレイなスポットも目白押し。それらを巡るさまざまなルートが用意されています。
2-2.東京タワー
いつの時代も、東京タワーは東京のシンボルです。
夏は「天の川イルミネーション」と題して美しくライトアップされます。
隅田川をゆっくり下って最後に東京タワーを眺めるのは、今も変わらぬ人気のコースです。
2-3.東京スカイツリー
東京の新名所、東京スカイツリー。
毎年趣向を凝らした最新の技術のイルミネーションで、私たちの目を楽しませてくれます。
東京タワーと東京スカイツリーのどちらも楽しめるのは、屋形船の魅力のひとつでしょう。
3.おすすめ東京屋形船5選
数ある東京の屋形船から、厳選して5社をご紹介します。
どこも人気の船宿ですので、ご予約はお早めに!
3-1.【濱田屋】
東京都内8か所から出港場所を選べる濱田屋は、東京の屋形船の伝統を踏襲しつつ、時代に合わせたモダンなサービスも提供している屋形船。
屋形船は料理にこだわりのあるところが多いのですが、濱田屋も毎朝市場から仕入れる新鮮な魚介を中心とした美味しい料理で有名です。
団体予約で貸し切りの船はもちろん、2名からでも受け付けてくれる乗合船もあるので、デートや少人数での女子会などにもピッタリです。
3-2.【月島丸】
「屋形船といえば夜」と思っていませんか?
江戸前汽船を運行する月島丸は日中、特にランチタイムも運行している屋形船です。
気楽に使える乗合船なので、初心者にはおすすめです。
東京湾お台場周辺を巡るコースと、隅田川を上りスカイツリーを望むコースがあり、比較的リーズナブルな価格で優雅なランチを楽しめます。
3-3.【三河屋】
品川は天王洲アイルからレインボーブリッジをくぐり隅田川を浅草まで上るコースと、お台場周辺と清洲橋を周遊する2つのコースから選べる屋形船です。
船から見える観光名所やイベント、イルミネーションなどを丁寧で楽しいガイドしてくれるサービスで、特に観光船として人気。
雰囲気のある伝統的なお座敷スタイルの船ですが、設備は良く、船内は空調も効いているので心置きなく食事や景色を楽しむことができます。
3-4.【屋形船 大江戸】
北品川駅から徒歩7分、行きも帰りも便利な好立地の屋形船です。
料理にも妥協はなく、船内で揚げたてをいただける天ぷらをはじめ、旬の食材を活かしたバリエーション豊かな料理でもてなしてくれます。
最大70名まで乗船できる大型の屋形船は設備も充実! テーブル席にも対応しています。
気になるトイレもウォシュレット完備で快適です。
10名からの少人数での予約もでき、2名からの乗合船もあります。
3-5.【平井】
スカイブルーの船体が爽やかな平井の屋形船。
3隻の屋形船にはすべて展望デッキがあり、遮るもののない船の上で、東京の夜景を一望することができます。
広々とした清潔な船内は設備も充実しており、お座敷とテーブル席、空調、カラオケ、水洗トイレも完備。快適なクルージングを妨げる心配は何もありません。
宴を彩る旬の魚介を中心にした品数豊富なコース料理は、専任の料理人が船内で調理してでき立てを提供しています。揚げたての江戸前天ぷらは絶品です!
ランチタイム限定ですが、飲食ではなくカラオケをメインにしたコースもあります。乗船料とカラオケの使用料のみなのでリーズナブルです。(食事やお酒のオプション有)
持ち込みは自由なので、「好きなものを持ち寄って、開放感あふれる大海原の上でのカラオケ大会」というのも楽しそうですね。
4.夏の屋形船で気をつけたいこと
屋形船を利用するにあたって、他にない注意点をいくつかご紹介します。
4-1.夏の代名詞「台風」で欠航になることも
夏から秋にかけては台風が発生しやすい期間です。
欠航の判断は基本的に船宿それぞれが行い、連絡も船宿から直接予約者に入ります。
船宿によってタイミングは違いますが、出港予定日の前日、あるいは当日朝の時点で判断がなされます。
その際はキャンセル料はかかりません。
ただし、天気予報に基づいてお客様の方からキャンセルを申し出た場合は、通常通りキャンセル料が発生するものと思ってください。理由としては、予報はあくまで予報であり、外れる可能性があるからです。
キャンセルでなく日程変更であれば追加料金なしで対応してくれる船宿も多いので、問い合わせてみると良いでしょう。
4-2.暑い夏も羽織るものを持参
屋形船は水の上を走るものですので、陸上よりも涼しく感じられます。
真夏の海上が真冬のように寒いことはありませんが、体感温度は人それぞれです。冷房の効いた船内に長時間いる必要があるかもしれませんし、軽く羽織れるものを持って行った方が良いでしょう。
夏の屋形船は格別
真夏の東京はどこにいてもなかなか涼しくは感じられませんが、屋形船ならいわば自然の空調で快適に過ごせます。
澄んだ夏空の下、遠くに花火を眺めながら、美味しい料理に舌鼓を打つ…そんな贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
浴衣を着ていけば、きっと忘れられない思い出になることは間違いありません。
まとめ
・夏は花火をはじめ、見所がいっぱい!
・夏は浴衣で乗船するのがおすすめ
・隅田川から東京湾にかけてさまざまな屋形船のコースがある
・屋形船は暑い夏も快適に過ごすことができる
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