東京観光で屋形船を利用したいと考えていませんか?
屋形船は誰でも手軽に利用できるものですが、初めて利用する人からすれば多くの疑問があるかと思います。
その疑問をすべて解決することができれば、屋形船を存分に楽しむことができるでしょう。
ここでは東京観光に活用したい屋形船について詳しくご紹介します。
予約方法や船での周遊時間、金額など多くの情報をご紹介しますので、屋形船初心者の方は必見です。
1.東京屋形船の魅力を徹底紹介
東京屋形船は、東京の街並みを船から観光できる一風変わった観光方法です。徒歩での観光とは異なる風景を楽しむことができるため、存分に観光を楽しむことができるでしょう。
ここでは東京屋形船が持つ魅力について詳しくお教えします。
1-1.まず屋形船とは
屋形船は平安時代、貴族の娯楽として生まれたものです。
当時は、貴族のみが楽しめる遊びで庶民は体験することができませんでした。江戸時代ごろから庶民も楽しめるようになり、現代までその文化は受け継がれています。
1-2.東京屋形船の魅力
屋形船は船内から東京の街並みを見ることができます。同じ景色でも陸上から見るものとは、まったく違った景色を体験できます。
そんな非日常の雰囲気を味わえる屋形船ですが、他にはどんな魅力があるのでしょうか。
ここでは屋形船の魅力をご紹介します。
1-2-1.たくさんの東京観光スポットを見て周れる
屋形船はいくつかの周遊コースがあり、コースによってさまざまな観光スポットを見ることができます。
東京タワーといったシンボル的なスポットだけでなく、東京湾からはお台場やパレットタウンの観覧車を見ることもできます。隅田川を周遊するコースであれば、東京スカイツリーや浅草観光を楽しめるでしょう。
普通に歩いて見て周るには電車の乗り継ぎや時間がかかりますが、屋形船なら簡単です。渋滞もないので、ストレスなく東京の観光スポットを巡ることができます。
1-2-2.日本の美しい四季を満喫できる
屋形船は季節に関係なく乗船できます。春は花見、夏は花火、秋は紅葉、冬はお台場周辺で美しいイルミネーションを見ることができるのです。
季節によって風景が変わるため、日本の美しい四季を満喫することができるでしょう。
同じ周遊コースだとしても、季節によって異なる表情を楽しむことができます。
1-2-3.美味しい食事が楽しめる
屋形船で忘れてはならないのが美味しい食事です。屋形船では料理人こだわりの日本料理や会席料理が味わえます。
旬の野菜や魚を取り入れ、季節に合った料理を提供しています。
船内の座席は掘りごたつ式となっているものが多いため、くつろぎなら食事ができるでしょう。
飲み放題も用意されていますので、観光だけでなく宴会や女子会としてのご利用もおすすめです。
2.どんな場所を周る?コースと時間を解説
屋形船は東京にいくつもあり、どこを選ぶかによって周遊コースが変わります。
ここでは屋形船【平井】で用意されている周遊コースについてご紹介します。
2-1.隅田川をのぼるコースとお台場を巡るコース
平井で用意されているコースは「隅田川周遊コース」と「お台場を巡るコース」です。
隅田川周遊コースは品川から出船し、レインボーブリッジをくぐり、桜橋まで行ってから元のルートを引き返します。浅草の夜景と東京スカイツリーを楽しむことができるでしょう。
お台場を巡るコースは品川の乗船場を出航後、お台場周辺に停泊し、晴海客船ターミナルを通過して隅田川大橋で引き返します。引き返すときはレインボーブリッジの下をくぐるため、迫力満点のレインボーブリッジを見ることができますよ。
2-2.所要時間はどのくらい?
屋形船平井の所要時間は2時間30分以内となっています。船は揺れが少ないようゆっくりと進むため、東京の街並みをしっかりと見ることが可能です。
お台場周辺を巡るコースは一時お台場に停泊しますので、東京湾から観光スポットを楽しむことができるでしょう。
3.料金と予約方法
屋形船は1回の利用でどれくらいの乗船料がかかるのか、予約はどうやって行えばいいかなど初心者からすれば気になる点がいくつもあるかと思います。
屋形船によって異なりますが、ここでは屋形船平井の料金と予約方法をご紹介します。
3-1.基本料金は11,000円
平井で用意されている基本コースは大人1人につき11,000円(税込)です。乗船料金、食事費用などすべてが含まれています。ルートによって費用が変わるということはないため、お好きな周遊コースを選んでくださいね。
2時間30分をかけて隅田川周辺やお台場周辺を巡りますが、周遊中は快適な船内で豪華な食事を楽しむことができます。旬の魚を使ったお刺身や野菜などの天ぷら、季節のご飯など時期に合わせて旬の食事を味わえます。これに飲み放題もついていますので、お酒が好きな方は大満足できることでしょう。
ちょっぴり贅沢に屋形船を楽しみたい方は、「彩御膳(13,200円)」「雅御膳(16,500円)」といったコースもおすすめです。飲み放題にワインが付いていたり、お土産もあります。
3-2.ランチにはお手頃なプランもある
ディナープランの基本料金は11,000円と少しお高めなので、「この金額だとちょっと…」と感じる方もいるでしょう。予算オーバーな場合はランチプランのご利用がおすすめです。
ランチプランでは蘭御膳という8,800円のプランが用意されています。
値段は下がるものの、豪華な食事内容には変わりなく、飲み放題も付いています。こちらはランチ限定プランで、利用する場合は15名様以上の予約が必要です。大勢でランチプランを利用する際はぜひ安くて豪華な内容の蘭御膳を食べてみてくださいね。
料理コースは複数用意されており、価格もそれぞれで異なります。公式サイトに料理コースが掲載されているため、事前に情報をチェックしておくといいでしょう。
3-3.電話やネットで問い合わせ・予約可能
屋形船平井は公式サイトがあり、公式サイトから予約をすることが可能です。トップページ右に「乗合船」「貸切船」というタブがありますので、利用する方のタブをクリックすることで予約受付ページにジャンプすることができます。
電話・ラインからの問い合わせも可能です。乗船希望日時の予約状況を確認し、空いている場合は予約を入れておきましょう。
花火大会などイベント時は予約がすぐに埋まってしまいます。乗船日が決まったら早めに予約をしておくことがおすすめです。
予約後、屋形船店舗から予約確認書が送付されることもあります。送付された場合は予約日に予約確認書を持参していきましょう。
4.初心者必見!屋形船乗船で気をつけておきたいポイント
屋形船の乗船が初めてであればいくつか気を付けておきたいポイントがあります。ポイントを押さえておくことで初めての乗船でも困ることがありませんので、乗船前にポイントを把握しておきましょう。
4-1.予約は早めにしておこう
屋形船に乗船することを決めたら、早い段階で乗船日時を決めておきましょう。乗船日時が決まった段階で屋形船に予約を入れておくことがおすすめです。
特にイベントがある時期は席が早くに埋まるため、予約が取りづらくなります。乗船日時が決まったら、すぐに屋形船公式サイトにアクセスしましょう。
4-2.人数変更などはキャンセル料金が発生することもある
屋形船を予約したものの、予約日数日前に人数が変更になってしまったということもあるでしょう。人数が変わったときもすぐに連絡しておくことをおすすめします。
屋形船では乗船する方全員に食事が提供されます。食事は料理人こだわりの内容となっており、食材も厳選したものを使用しているのです。予約人数に合わせて食材を仕入れるため、突然キャンセルとなると予約人数分の支払いが必要になることもあります。
キャンセル料のことを考え、「予約人数がきちんと確定してから予約を入れること」「人数が変わったときはすぐに連絡すること」を心がけておきましょう。
4-3.カーディガンなど1枚羽織れるものを持参しよう
屋形船の船内は空調設備が完備されているため、夏も冬も快適な温度で過ごすことができます。
展望デッキ付きの船であれば、展望デッキから東京の絶景を楽しむことができるでしょう。ただ、展望デッキは室外なので、秋や冬はカーディガンなどの羽織ものを1枚用意しておくと安心です。
4-4.船酔いが心配な方は酔い止めを持参しよう
乗物に酔いやすい人は念のため酔い止めを持って行きましょう。
屋形船はゆっくりと周遊コースを進むため、揺れが少なくなっています。屋形船で酔ったという人は少数ですが、乗り物酔いしやすい人は持っておいた方が安心でしょう。
屋形船側で薬は用意されていませんので、お客様側で用意しておかなければいけません。
酔い止めを飲むときは飲み放題のメニューに気を付けることも大切です。アルコールを摂取すると酔い止めを飲んでも船酔いしてしまう可能性があります。
酔ってしまうとせっかくの屋形船を満喫できません。酔い止めを摂取するのであればお酒を飲まないようにしましょう。
撮影スポットたくさん!屋形船には一度は乗ってほしい魅力がある
屋形船はいつもとは違う東京観光が楽しめます。ゆっくり進むため美しい風景を長く見ることができますし、撮影スポットで写真を撮ることもできます。風景を見ながら美味しい食事とお酒を楽しめるのも屋形船ならではの魅力です。
屋形船の魅力は一度乗船してみないと味わえません。乗船の予約はとても簡単ですし、先ほどご紹介したポイントを覚えておけば屋形船で失敗することもないでしょう。滅多に体験できない非日常な空間を思う存分満喫してくださいね。
まとめ
・屋形船は水上から観光スポットや美しい風景を見ることができる
・屋形船は美味しい食事や四季折々の景色を楽しむことができる
・周遊コース・料金・予約方法は屋形船によって異なる
・屋形船に初めて乗る人は気を付けるべきポイントを押さえておく
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